しあわせのかたちのお手伝い。クワホームの家づくりblog

兄弟げんかは、昔から「寄ると触ると始まる」と言われてきました。ですから、お母さんが子ども２人以上生んだ時には「けんか」はつきものと覚悟することです。そしてお母さんは、子ども同士のけんかの扱い方を誤らないようにしなければなりません。


まず、兄弟はよくけんかするもの。けんかをする方が自然で、仲の良い証拠です。けんかの原因の大部分は些細なことで、しばらくするといつの間にか兄弟で仲良く遊んでいるものなので心配はいりません。大怪我に進展する心配がなければ、親は干渉しないほうがいいでしょう。

一番よくないのは、けんかの流れもわかっていないのに、頭ごなしに、上の子供をることです。けんかの仲裁に入る場合は、平等に二人の話を聞くこと。そして、感情が高まって自分の言いたいことを冷静に伝えられない子供たちに代わって、子供たちの思いを相手に伝えてあげましょう。

また兄弟が同性の場合は、なおさら比較は良くありません。周りが比較しなくても、兄は弟に、また弟は兄に負けたくないという気持ちがあるはずです。さらに親に追い打ちをかけられることがどれほど子供の心を傷つけることになるか言うまでもありませんね。

兄弟は比較するのではなく、それぞれの良いところを見つけ、認めて、褒めることが大切です。もしも喧嘩をした場合には、してはいけないことをルールとして決めておき、ルールを破った時はいかなる理由があっても厳しく叱りましょう。

それでも兄弟げんかが収まらないときには、親の過度な干渉は禁物ですが、そんな時はきちんと止めてあげるのも大切です。子供が感情的になっている時こそ、親は冷静に、子供の言い分を聞いてあげるようにしましょう。その際、兄弟のどちらかを一方的にったり、兄弟を比べたり、子供を突き放してしまうようなしかり方をするのではなく、なぜ喧嘩をしてしまったのか、何がいけなかったのかをきちんと子ども自身で考えられるようにしてあげましょう。


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